事例で使う管理策と復旧運用
科目B の事例問題は「本文に書かれた状況のサイン」から「それに直接効く対策」を選ぶ問題。よく出るのは 8 つ:最小権限の原則と FW ルールの見直し、暫定対策の WAF、パスワードリスト攻撃への多要素認証、類似ドメインを使ったビジネスメール詐欺、BYOD・テレワークのリスク、バックアップ運用(RPO・RTO)、ISMS と CISO の役割。
解説(冒頭)
| 本文に出てくるサイン | 選ぶ対策 | ねらい |
|---|---|---|
| DMZ → 社内への通信を「全て許可」 | 最小権限の原則で FW ルールを見直す(必要な通信だけ許可) | 侵入されたサーバを踏み台にした被害の拡大を防ぐ |
| 脆弱性の改修に 1 か月かかるが、サービスは止めたくない | 暫定対策として WAF を入れる(根本対策は改修) | 改修までの間、Web アプリへの攻撃を遮断する |
| 他サービスから流出した ID・パスワードでログインされた | 多要素認証(パスワード+ワンタイムパスワードなど) | パスワードが漏れても不正ログインさせない |
| 社外(自宅・私有 PC)からクラウドへ直接アクセスできるようにした | アクセス元の制限が外れた分、認証を強くする | テレワーク・BYOD での不正アクセスを防ぐ |
| 取引先に似たドメインから「振込先が変わった」メール | 既知の電話番号など別の経路で本人に確認する | 類似ドメインによるビジネスメール詐欺を見抜く |
| 私有 PC で社内 PC をリモート操作する | 私有 PC へのコピー・保存を禁止したまま使う | 社内データを私有端末に残さない |
| 障害で最新データが消えた | フル+増分を順に復元、RPO・RTO を満たすか確認 | 決めた時点まで、決めた時間内に戻す |
| 情報セキュリティの方針・計画を誰が決めるか | CISO が承認し、内部監査が独立して評価 | 組織として管理し、見直し続ける(ISMS) |
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